とみさわクリニック
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(過去のごあいさつ文)
抑うつ症状や不安症状、あるいは摂食障害や不登校など、様々な精神的・心理的悩みでクリニックや相談室を訪れる方々を拝見する時、いつも私の心を占めているのは「この人にとってこのような症状や、今のこの困った状況は『何を意味している』のだろうか」ということです。

大学病院に常勤で勤めていた頃、私が摂食障害といわれる人たちを多く診ていたのも、今から考えると摂食障害という事態が「生きるということの意味」をその患者さん自身に問いかけていると思ったから、そしてそのことが私自身の生きる意味に何かを訴えていたからだと思います。

私のクリニックを訪れる方の90%は、他のメンタル系の医療機関と同じく抑うつ症状、不安症状を抱えて苦しんでいる人たちです。このような人たちに適切な薬を処方したり、場合によっては学校や会社を休むよう提案することが助けになることはよくあります。問題が単純なものである場合、多くの人はそのような助けだけで、自然に良くなっていきます。身体の病気と同じように、メンタルな病気もその人の持つ自然治癒力が病気の回復に重要な役割を果たします。

しかしそのような問題や病気を「根本」から解決したいと思うなら(みんなそう思うでしょうが)、それだけでは足りないでしょう。

多くの人は「病気が治る」というのは「病気になる前の状態に戻ること」、と考えるようです。しかし身体の病気でもメンタルの病気でも、実際には「治る」ということは「戻る」ことではありません。

病気が治るということは、問題(病気、症状)を抱えた自分から、その問題を解決した新しい自分に変わることなのです。25年の精神科医としての経験から私はそう考えます。メンタルの治療(薬物治療やカウンセリングなどの心理的治療)は、その手伝いをするのだと思います。

病気をしていなくても人は年齢や環境の変化に伴って変わっていきます。変わらざるを得ないのです。病気になるということは不運なことに違いありません。しかしそれを受けとめ、問題を解決し、新しい自分に変わることは(決して簡単なことではないにせよ)可能なことですし、またその人自身にしか出来ないことです。そのために少しでも私たちの経験がお役に立てば、と考えています。

とみさわクリニック院長 富澤治

2006年6月

西新宿の地に開業して約2年が経ちました。

クリニックを訪れる患者さんは、困っている症状としては抑うつ症状、不安症状などがほとんどです。また私のクリニックでは他のクリニックに比べると、いわゆる摂食障害と呼ばれる、食事を巡る悩みの方や、不登校と呼ばれるようなある種、思春期の悩みに近い方も多いように思います。

初診の際にはいつも約50分ほど時間をお取りして、困っていることをうかがうのですが、症状を聞き、その症状に対して「○○症状」「○○状態」と命名し、その症状にあった薬物治療をするのはそれ程難しいことではありません。精神科医を20年もやっていれば、「そんな症状は今まで一度経験したことがない」ということはほとんどなくなってしまいます。

むしろ本当に難しいのはその症状の持つ「意味」の方です。
  世の中のもの総てに意味を求めるのもどうかと思いますが、多くの場合、人は存在や事象の持つ意味を求めます。「意味もない偶然」ということもあるかもしれませんが、症状が「たまたま」起きた、ということでは、頻繁に起こる、持続する場合にはそれで済まされなくなります。
 ある時から自分や家族・知り合いなどが精神的な症状に悩まされたとき、たいていの人は「何故こんな症状が起こったのだろう」と思うのではないでしょうか。意味というのはその症状の起こった理由・原因ということもありますし、その症状がこれからその人にどのような変化をもたらしていくのか、ということもあります。
 症状の起こる原因を普通は「疾患・疾病」というわけですが、精神的な症状の場合その原因となる疾病を特定することは必ずしも容易ではありません。
 身体の病気に近い形で、スイッチが入ったようにあるとき、それまで元気だった人に症状が出現することもあります。心理的重圧や生育上の困難さから、生活や人生のほとんどを症状が埋め尽くしている人もいます。症状の持つ意味、あるいは原因は様々ですが、それを「なかった」ことにしようと思っても、もうそれができないのだとしたら、私たちはそれを受けとめ、その問題に本質から対処していくしかありません。
 単に症状に対して薬物を投与する、ということでなく、症状がその人の人生において持つ意味を考え、乗り越えていくために心理療法(カウンセリング)的な視点を生かしてお力になれれば、と思います。

2006年6月 とみさわクリニック院長 富澤治


2005年4月

私は大学病院で17年勤務し、2004年6月から当クリニックを開業しました。大学病院時代には、並行して総合病院や精神科単科病院、企業の健康管理室などに勤めており、今も週1回大学病院で初診の患者さんを拝見しています。

勤務医時代はうつ状態や不安性障害の方の臨床に加え、摂食障害の方の心理療法や入院治療、また癌などの難治性疾患の精神的問題に対する相談などを専門に行ってきました。

ある統計によれば、クリニックを訪れる患者さんの90%は「抑うつ症状」「不安症状」によって受診するといわれています。私の1年近くの経験でも同じような印象を持っています。
患者さんの話を聞き、抑うつ症状や不安症状に対して、適切な投薬をする、ということはそれほど難しいことではありません。しかし、「何故その人に、ある時期から、このような症状が出てきたのか、また何故それが続いているか」というようなことになるとそれは容易には解りません。またそのような原因が解り、解決されないと本当の意味で「治った」とは言えないでしょう。

薬物による治療は症状に対して、時には非常に有効ですが、このような根本的な、本質的な問題を解決するわけではありません。私が1年近くクリニックでの臨床を行ってきて重要だと感じたことは、このような症状の根底にあるその人の、個別な悩みや問題をどのようにすれば解決できるか、ということです。

このような意味で「治る」ためには治療者がその人の生活や人生を理解しなくてはなりません。人間が人間を理解するということは、たとえ訓練を積んだ専門職であっても容易なことではありません。そしてそのためには、治療者が心理療法的な観点からその人の生活や人生を理解するという姿勢が不可欠であると思います。

クリニックでの臨床は、症状のコントロールと、症状の背後、根底にあるその人の苦しみの本質を診察の積み重ねの中で理解し、その解決を考えていくことが求められているのではないかと考えています。
このような観点から様々な精神的・心理的問題にお悩みの方のお役に立てればと思います。

2005年4月 とみさわクリニック院長 富澤治


2004年6月

精神的・心理的問題による疾患は単に神経科や心療内科の領域に留まらず、様々な身体疾患にも及んでいます。

 私は大学病院で10数年、総合病院と精神科病院でそれぞれ約3年、勤務してきましたが、この度西新宿でクリニックを開業することとなりました。

 勤務医時代は摂食障害の心理療法・身体的治療を研究の専門領域とし、また総合病院での経験から主に癌などの難治疾患のターミナルケアにおける心理療法的治療・身体疾患における精神的・心理的問題のコンサルテーションなどを行ってきました。

 今回とみさわクリニック開業に当たり、このような経験を生かして、神経科・心療内科領域の疾患を、特に心理療法の面から行う特色を持ったクリニックを作っていければ良いと考えています。そこで心理療法・カウンセリングの専門家を常置しました。

 また摂食障害治療の経験から、医学的に正しい栄養知識の重要性を感じ、専門家である管理栄養士の先生と提携し、摂食障害などの心理的疾患、糖尿病などの身体疾患に対する栄養相談にも力を注ぎたいと考えております。

 さらに、大学病院時代には長らく初診の患者さんを拝見していた経験から、現在受けている神経科・心療内科の治療内容に関する、専門家としての意見(セカンド・オピニオン)を提供できれば、と思っております。

 神経科・心療内科領域の疾患に関して、疑問や迷いがあるが、なかなか現在の主治医には相談しづらいと、仰る患者さん・家族の方を多く拝見してきましたので、現在の治療を損なうことなく、さらによい治療を受けるため、ご相談できれば幸いに思います。

 神経科・心療内科・精神科の敷居は低くなったといわれていますが、やはり現在でも相談しにくい雰囲気や社会の偏見もないとは言い切れず、このため病気である苦しみに加えて、さらに心労を重ねている患者さん・家族の方のお力になれれば幸いです。

2004年6月 とみさわクリニック院長 富澤 治

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