とみさわクリニック

Tel:0852-67-1927(予約制)
心療内科/内科/精神科

院長ごあいさつ

私は松江で生まれ、高校卒業まで過ごした後、佐賀で6年間大学生活を送り、医師となった時から約27年間東京の大学病院、総合病院、精神科病院、企業の健康管理室などで勤務してきました。

東京での臨床生活の最後、2004年から10年間は新宿で「とみさわクリニック」を開設し、うつ、パニック障害、摂食障害、不登校やリストカットなどの思春期青年期の不適応の方などを拝見してきました。
今般様々な事情から松江に帰り、クリニックを移転することとなりました。


サルトルは「生きることは一つの苦難である」と言いましたが、私たち人間は自分の意思でこの世に生まれてくることは出来ません。気がつけば「もう生まれてしまっている」のです。そしてまたソクラテスは「哲学とは死の演習である」と言いました。


人間の生は、いつか必ず死ぬという前提で初めて意味を持つ、という点では医学、医療も全く同じことです。


生きていることが当たり前で、当然のことであると感じることはある意味「正常」で、「健康」なことなのでしょう。

しかし、自分はなぜ生まれてきたのだろう、何のために生きているのだろうと「気がつけば生まれてしまっている」自らの「生きている意味」を問いかけることも、それ自体はまた異常なことではないと思います。


メンタルの病気に限らず、病気になるということは今までの健康であった自分自身の生活や人生の意味を再検討するきっかけとなることは多いようです。その病気が自分の健康や生命を脅かす重篤なものであるほど、その傾向は強くなるでしょう。


病気が良くなる、治る、と言うと普通は「病気にかかる前の状態に戻る」と考えがちですが、実際には人間の身体は病気にならなくても、日々「新しい自分」に細胞レベルで変わっていっているのです。そしてそれはいつか老い、病気になり、死んでいくという人間の宿命に沿って進んで行きます。


病気が治るということもそういう意味ではもとの自分に戻ることではなく、「新しい自分になる」ことでなくてはなりません。

病気になり、それまでの健康が損なわれること、場合によっては多くのものを病気によって失い、命さえもなくすことは不幸なことであるには違いありません。

しかしたとえいつか死んでしまうとしても、病気や困難、様々な悩みをきっかけとして、新しい自分になり続けることは、自分自身の生の意味を創造する営みとなるはずです。


様々な症状や悩みを端緒として、自分自身の人生を意味あるものとするために皆様のお力になれればと思っています。


2014年11月
とみさわクリニック院長
 富澤 治(医学博士・精神保健指定医・日本精神神経学会専門医)

(過去のごあいさつはこちら

 

院長略歴

1987年 佐賀医科大学卒業。同年、東京医科大学病院神経科勤務

1996年 医学博士

2000年 東京医科大学病院神経科 講師

2004年 東京医科大学病院神経科 非常勤講師
     同年、とみさわクリニック 開設

2005年 西新宿臨床心理オフィス開設

2014年 とみさわクリニックを島根県松江市に移転

 

所属学会

日本芸術療法学会 理事

日本精神神経学会

 

主な著書・共著・業績

葛藤する能力

葛藤する能力
ー「言い訳のメンタルヘルス」を超えてー

 

富澤 治(著)
2020年11月 エム・シー・ミューズ

裏切りの身体-「摂食障害」という出口

裏切りの身体-
ー「摂食障害」という出口ー

 

富澤 治(著)
2011年8月 エム・シー・ミューズ

芸術療法(こころの科学セレクション)

芸術療法
(こころの科学セレクション)

 

飯森 眞喜雄(編)
2011年 3月 日本評論社

「治るうつ病」と「治らないうつ病」

「治るうつ病」と「治らないうつ病」

 

富澤 治(著)
2010年5月 エム・シー・ミューズ

Q&A知っておきたいモルヒネと緩和ケア質問箱101

Q&A知っておきたいモルヒネと緩和ケア質問箱101

 

浜野 恭一他(著)

2004年 メディカルレビュー社   

こころの医学事典

こころの医学事典

 

野村総一郎(監修)

2003年 講談社

看護のための最新医学講座 第33巻

看護のための最新医学講座 第33巻

 

日野原重明・井村裕夫(監修)

2002年 中山書店

芸術療法2 実践編

芸術療法2 実践編

 

山中 康裕・徳田 良仁・大森健一・
飯森眞喜雄・中井久夫(監修)

1998年 岩崎学術出版社

精神科ポケット辞典

精神科ポケット辞典

 

加藤 正明 他(監修)飯森 眞喜雄 他(編集)

1997年 弘文堂

Arts medicine

Arts medicine

 

1997年 MMB Music(U.S.A.)


富澤 治 業績一覧(1988〜2002年)

著書・学術論文(原著・総説・症例報告・その他)

●著 書●

1) Tomizawa, O. "Eating Disorders: Folk tale therapy". Arts Medicine. Pratt. R, R. Tokuda. Y., ed. MMB Music. Saint Louis, 1997, p.141-146.

2) 富澤治. 摂食障害における「自分」. 北山修(編)日本語臨床2:「自分」と「自分がない」. 星和書店. 1997, p.57-73.

3) 富澤治. 肥満症、アルコール症、酒害相談等. 加藤正明・保崎秀夫(監修)精神科ポケット辞典. 弘文堂. 1997, p.5-7, 64,123, 241.

4) 富澤治. 物語療法の理論と実際. 徳田良仁・大森健一(編). 芸術療法2 実践編 . 岩崎学術出版社. 1998, p.132-139.

5) 飯森眞喜雄・富澤治・八巻蔵人・平林直次. ターミナルケア施設における芸術療法. 徳田良仁・大森健一(編). 芸術療法2実践編. 岩崎学術出版社. 1998, p.195-200. 6) 富澤治. 芸術療法. 長尾和治(編). 看護のための最新医学講座 第33巻. 中山書店. 2002, p.201-216.

7) 富澤治. 芸術療法. 野村総一郎・樋口輝彦(監修).こころの医学事典. 講談社. 2003, p. 588-591.

 

●学術論文●(原著・総説・症例報告・その他)

《原 著》

1) 富澤治・鑑江真二郎・海老原英彦. 覚醒剤乱用と人格障害. こころの臨床アラカルト. 1988, 7(4): 465-468.

2) 富澤治・鑑江真二郎・海老原英彦. 有機溶剤依存者の人格像. こころの臨床アラカルト. 1988, 7(3): 311-313.

3) 富澤治. 「昔話」の持つ精神療法的意義について. 日本芸術療法学会誌. 1991, 22: 42-49.

4) 富澤治. 「昔話」の持つ精神療法的意義について(第2報)ー創作法にみる表現病理と治癒過程ー . 日本芸術療法学会誌. 1992, 23: 51-59.

5) 大島久智・富澤治・鑑江真二郎. 薬剤性高プロラクチン血性排卵障害に対するブロモクリプチンの効果 . 薬理と治療. 1993, 21(4): 1219-1223.

6) 富澤治・安藤治・鈴木康一. 食行動異常入院治療における芸術療法の役割. 日本芸術療法学会誌. 1993, 24: 20-29.

7) 安藤治・富澤治・関口宏. 祈祷性精神病の今日的意義をめぐって. 精神科治療学 . 1994; 9(3): 313-320.

8) Osamu Tomizawa, Osamu Ando, Makio Iimori. "The integrated psychotherapy for eating disorders-formalization as therapeutic technique-." Proceedings of 16th international congress of psychotherapy. (Kang, Suk-Hun). 1994, 387ー398.

9) 富澤治. 食行動異常の統合的精神療法について. 精神神経学雑誌. 1995, 97(5):326-356.

10) 坂上紀幸・宮尾益人・加瀬裕之・富澤治. 精神科病院に長期在院する躁うつ病患者の調査. 東京医科大学雑誌. 1995, 53(6): 877-880.

11) 平林直次・八島章太郎・富澤治. AIDS(acquired immunodeficiency syndrome)発症者に認められる器質性精神障害. 総合病院精神医学. 1997, 9(1): 41-48.

 

《総 説》

1) 飯森眞喜雄・内田訓・鈴木康一・富澤治. 精神分裂病における言語と思考の研究の現状と展望. 精神神経学雑誌. 1991, 93(10):844-852.

 

《症例報告》

1) 福士雅子・加藤雪彦・大井綱郎・古賀道之・富澤治・平林直次・石井英明. 塩酸クロミプラミンによるcoma blister の1例 . 東京医科大学雑誌. 2000, 54(12):979-982.

2) 山口法隆・木村之彦・荘司菜穂子・内田淑子・岩瀬理・栗山譲・伊藤良和・宮澤啓介・大屋敷一馬・富澤治・芹澤博美. Bicytopeniaを来し、骨髄の膠様変化を認めた神経性無食欲症の2症例. 東京医科大学雑誌. 2001, 59(5): 361-364.

 

 

●国際学会●

《特別講演、招待講演、シンポジウム 、パネルディスカッション及びワークショップ等》

1) Osamu Tomizawa, Osamu Ando, Makio Iimori. The integrated psychotherapy for eating disorders -Formalization as therapeutic technique-. 16th International congress of psychotherapy. 1994

2) Makio Iimori, Osamu Tomizawa, Osamu Ando. HAIKU-psychoterapy for schizophrenics in Japan. 16th International congress of psychotherapy. 1994

3) Osamu Tomizawa. Folk tale therapy of adolescent eating disorders -Arts therapy as mediation between reality and dream-. 2nd Congress of World council for psychotherapy. 1999

4) Osamu Tomizawa. The inner world of adolescent eating disorders expressed in the picture-Landscape montage technique. 3rd Congress of World council for psychotherapy, 2002

 

《一般演題およびポスター発表等》

1) Osamu Tomizawa, Seiji Hongo, Shinjiro Kanko. Adolescent mind expressed in making tale. World Congress of world federation for mental health. 1993

2) Osamu Ando, Osamu Tomizawa, Makio Iimori. Bringing transpersonal psychiatry to Asian country-In the case of Japan-. 16th International congress of psychotherapy. 1994

3) Osamu Tomizawa, Hisatomo Ohshima, Shinjiro Kanko. The folktale therapy for Eating disorders. 14th International congress of psychopathology of expression and artstherapy. 1994

4) Osamu Ando, Hiroshi Sekiguchi, Osamu Tomizawa. Dual human image technique and the shadow. 14th International congress of psychopathology of expression and artstherapy. 1994

5) Osamu Tomizawa. Arts therapy of eating disorders in Japan. 1st Congress of World council for psychotherapy. 1996

6) Taketo Yamate, Osamu Tomizawa, Naotsugu Hirabayashi. Psychiatric disorders in a burn unit -A preliminary study-. 13th Tokyo institute of psychiatry international symposium. 1998

7) Tomizawa, O., Yamate, T., Masuya, J., Hirabayashi, N., Iimori, M. Modified behavioral therapy of severe anorexia nervosa inpatient and its outcome. 6th International Congress of Behavioral medicine, Brisbane. 2000

8) Hirabayashi, N. Kojima,K., Kiso,T., Yamashita, Y., Yamate, T., Tomizawa, O., Masuya, J., Iimori, M. The Quality of Life (QOL) of Patients with Human Immunodeficiency Virus (HIV) Infection in Japan Associated with Psychosocial Factors. 6th International Congress of Behavioral medicine, Brisbane. 2000

9) Yamate, T., Hirabayashi, N., Kasahara, T., Akaho, R., Tomizawa, O., Masuya, J., Iimori, M. The Relationship between Mental Disorders and progression of HumanImmunodeficiency Virus (HIV) Infection ? How does CD4 cell work ?- . 6th International Congress of Behavioral medicine, Brisbane. 2000

10) Masuya, J., Tomizawa, O., Yamate, T., Hirabayashi, N., Iimori, M. Psychiatric problem in a Burn unit. 6th International Congress of Behavioral medicine, Brisbane. 2000

11) Miyakawa, K., Suzuki, M., Suzuki, K., Tomizawa, O., Iimori, M. Disturbance of mother-child relationship and its influence on child abuse in Japan. 11th World Psychiatric Association Congress , Madrid. 2001

12) Xiaolin Shi, Osamu Tomizawa, Makio Iimori. China and Japan: Comparative study of Anorexia nervosa. 12th World Psychiatric Association Congress , Yokohama. 2002

13) Osamu Tomizawa, Yukiko Miyamoto, Xiaolin Shi, Jiro Masuya, Kaneaki Matsushita, Masahiro Nakano, Iimori Makio. H-T-P drawings of chronic renal failure patients. 12th World Psychiatric Association Congress , Yokohama. 2002

14) Anmi Ikeda, Osamu Tomizawa, Xiaolin Shi, Tomoko Makita, Masahiro Shimizutani, Kentaro Itoh, Makio Iimori. Landscape Montage Technique (LMT)" drawn by eating disorders. 12th World Psychiatric Association Congress , Yokohama. 2002

 

●国内学会、地方会及び研究会●

(特別講演、招待講演、シンポジウム 、パネルディスカッション及びワークショップ、一般演題及びポスター発表等)

《教育講演》

1) 富澤治. 集中治療看護における家族援助ー心理カウンセリング技法の応用ー. 第7回日本集中治療医学会. 関東甲信越地方会. 1998

 

《シンポジウム》

1) 飯森眞喜雄・内田訓・鈴木康一・富澤治. 精神分裂病における言語と思考の研究の現状と展望. 第86回精神神経学会総会. 1991

2) 富澤治. 芸術療法におけることばとからだ. 第27回日本芸術療法学会. 1995

3) 鈴木康一・富澤治・飯森眞喜雄. ある奇妙な姿勢を呈する分裂病者について. 第13回日本精神病理学会. 1990

4) 富澤治・鈴木康一・安藤治. 「昔話」を用いた神経性食思不振症の精神療法過程. 第22回日本芸術療法学会. 1990

5) 海老原英彦・富澤治・鑑江真二郎. 成人にみられる有機溶剤依存について. 第11回日本社会精神医学会. 1991

6) 錦織靖・富澤治・丸田敏雅. 入院中のうつ病患者の実態調査. 第127回東京医科大学 医学会総会. 1991

7) 鈴木康一・富澤治・飯森眞喜雄. 空間論的にみた分裂病の回復過程について. 第14回日本精神病理学会. 1991

8) 富澤治・前澤孝通・山城尚人. 「昔話」を用いた精神療法過程 第2報 . 第23回日本芸術療法学会. 1991

9) 大島久智・富澤治・鑑江真二郎. 薬剤性高プロラクチン血性排卵障害に対するブロモクリプチンの効果. 第131回東京医科大学 医学会総会. 1993

10) 富澤治・大島久智・関口宏. 食行動異常入院治療における芸術療法の役割. 第25回日本芸術療法学会. 1993

11) 富澤治・本郷誠司・宮川香織. 体重の変化を中心にみた食行動異常の予後. 第90回精神神経学会. 1994

12) 大島久智・富澤治・八巻蔵人. 食行動異常にみる人物表現. 第26回日本芸術療法学会. 1994

13) 富澤治・八巻蔵人・関口宏. コンサルテーション・リエゾン対象患者の退院後. 精神科治療. 第91回精神神経学会. 1995

14) 八巻蔵人・平林直次・富澤治. ターミナルケアにおける精神療法の目的. 第2回日本臨床死生学会. 1996

15) 平林直次・八巻蔵人・富澤治. HIV感染症にみられる気分障害とHIV脳症との鑑別診断. 第93回精神神経学会. 1997

16) 富澤治・堀越美重・八巻蔵人. 骨髄移植前後における患者の心理状態と精神科治療について. 第139回東京医科大学 医学会総会. 1997

17) 園麻由子・富澤治・飯森眞喜雄. 若年発症の摂食障害における芸術療法. 第29回日本芸術療法学会. 1997

18) 富澤治・飯森眞喜雄・八巻蔵人. 神経性無食欲症身体的重症例の転帰. 第95回精神神経学会. 1999

19) 富澤治・八巻蔵人・結城朝奈. 「ことば」としての芸術療法. 第31回日本芸術療法学会. 1999

20) 富澤治・前原良子・堀越美重. コンサルテーション・リエゾン・サービスにおける精神力動的精神療法の役割. 第12回日本総合病院 精神医学会. 1999

21) 波多江洋介・富澤治・飯森眞喜雄. 思春期発症の摂食障害治療過程における怒りの表出について-なぐりがき法を通してー. 第32回日本芸術療法学会. 2000

22) 宮本友紀子・波多江洋介・園麻由子・中根千景・富澤治・飯森眞喜雄. 血液透析患者のS-HTPに関する一考察. 第33回日本芸術療法学会. 2001

23) 池田杏実・波多江洋介・宮本友紀子・富澤治・飯森眞喜雄. 風景構成法と東大式エゴグラムからみた摂食障害者のパーソナリティ特徴. 第34回日本芸術療法学会. 2001

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